読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

The Sky's Your Only Limit

努力で天才に勝つ方法を見つけたい。

レース当日まで

書いて残しておきたいことはたくさん溜まっていくのだけれど、

紙にサッと書いて終わりという日々が続いていた。

忘れていることもあるかもしれないし、うまく整理はできないけれど、

特別人に見せるためのものでもないし、まとめておく。

 

自分に対する注文が多くなったレース前

「テンポが悪い」とか「間が悪い」と言われることが多い。

以前からたまに言われることはあったけれど、今回ほど言われることはなかった。

コーチが事細かに指示をしないために、自由度が増したせいもあって、

自分が利かせられる幅が大きくなったからか、漕手自身もどういう練習をするか

よく考えているからか。

基本的に練習の途中でこういうドリルをやりたいと言われれば、提案を受け入れることにしている。

一方でドリルをやりたくない人も(8人いるのだから)、いる。

提案を受け入れることは、別の人の、表れていない要求を否定することにもなる。

相反する意見を聞き、自分の思い通りにならない人が自分に対して

強く主張してくるのを受け止め、うまくやろうとするのは正直、エネルギーが要る。

 

でも結局自分の責任

 自分に軸があって、「こうしたい」もしくは「こうすべきだ」というものがあれば、

それに沿うときは提案を受け入れればいいし、沿わない場合は断ればいい。

自分がクルーの主導権を握れていないから、練習をスムーズに運べないのだ、と。

 

感じている時間が問題

 しかし、実際にドリルに割く時間など全体の時間からすれば微々たるものである。

問題なのは、レーンを変更したり、艇を止めたり、周りの艇に注意喚起をしたりして、

何もしていない「止まっている」時間を感じさせることだ。

 

目標を決めることは、ある意味、限界を設定することだ。

 試合では、練習以上のものは出ないと考えている。

例えば、試合で出せるのは持っている力の80%だから、

85%出せるように訓練するのではなく、80%の元の100%をもっと高めようと考える。

学力試験で100点満点をとれる人はほどんどいない。

目標の得点率が何%で、国語が苦手で10%下回るけど得意な数学で取り戻す、

とか、そんな風に考える。

試験当日までにその得点率を達成するために努力をする。

試合であれば、目標タイムが確実に出せるレベルに達するために完成度を高める。

いわば、作品として発表の当日までに完成させておいて、

ただ、いつも通りそれを出して終わり、という作業とも言い換えることができる。

 

 

人生が減点法になっているのかもしれない

 自分は楽観的とは対極にいる人間だと思う。

他の考え方をする人からすれば、試合では練習以上のものが出る。

確かに、火事場の馬鹿力とも言うし、緊張感やホルモンも通常のトレーニングとは違うだろう。

どちらが良い悪いではなく、どちらの考え方も自分を前向きにするためには必要なのだろう。

ただし、根本の考え方がネガティヴなものであることは覚えておきたい。

(最悪な状況=ネガティヴを受け入れることが究極なポジティヴだと思っている。)

 

楽しむとは

 ボートを楽しむとは何なのだろう。

レースは、負けると自らの取り組みが少なからず否定されるから嫌いだと、ある選手が言った。

自分もどちらかというとそうだが、瀬戸際の勝負で強いのは、どうも、

ワクワクしてレースがしたくてしょうがない、という人である気がする。

ここら辺の捉え方が変わってくれば、もう一歩次のステージに進めるのかもしれない。