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The Sky's Your Only Limit

努力で天才に勝つ方法を見つけたい。

レースが終わってから考えたこと

結果から言うと、完敗だった。

自分はそこそこのものを出せて負けたと思っている。

ここで言う「そこそこのもの」というのは、非常に感覚的なのだけれど、

実力の100%があって、そのうち本番のレースで実際に出せる75%-100%のもの。

特別いいものを出せたわけではないけれど、想定される実力を出して、負けた。

 

スタートについて

レース前の練習、予選、準決勝。

スタートでは出られることはなかったし、出られるつもりもなかった。

これが油断につながったか。

あまり他チームの展開を意識することを好む漕手はいない。

今までの反応を踏まえて、レース前に、「出られても慌てない」とか、

「今までのレースのことは一度忘れて」(準決勝の時は言った)とかいう声かけはしなかった。

決勝は並ばれるか、出られるかという展開になり、予想外で焦りが出たか。

しかも、自分(たち)の感覚ではかなりいいスタートだったから、尚更か。

両舷のクラッチの固定感が今まで乗ったチームのエイトで一番良かった。

最高に興奮したけど、トップを行くチームには出られなかった。

コンスタント部分は比較的、ベストでもベターでもなく、良くない方が出た印象。

 

差から考える

コンディションの変化が大きいので、正確ではないけれど、

予選や準決勝のタイム差から考えると、決勝での3位・4位のチームとの差が、

小さかった(もっと広げられたはずだ)。

決勝でのパフォーマンスが、自分たちのいいものではなかったと客観的に言える。

しかし、大学生はレースごとによくなる、伸びしろみたいなものが、我々よりも

大きいことも確かであるので、現時点(予選~決勝の2日間を含め)での完成度は

同程度で、もともと予選からそれほどの差はなく、経験や伸びしろの部分で、

予選で(目に見える部分で)我々の方が少しパフォーマンスが上だっただけ、

という可能性もある。

 

気持ちの状態

決勝は落ち着きすぎたのではないかと思っている。

予選や準決勝は、レースアップも混み合っていて落ち着かない中で、

最大限パフォーマンスを高めようとしていくが、

決勝は比較的艇も少ない中で、いつも通りアップができる。

しかも、3レース目でレースに慣れてきている。

感覚的にも、いつも通りが出せていて、レースに向かっていく気持ちも、

良く言えばいつも通り・平常心だが、

悪く言えば、闘うモードに切り替えることができていなかったかもしれない。

自分も、自分たちのボート、リズム、課題であるポイントに集中するように

気を配っていたから、ここが反省点。

「絶対に行かせんな」とか、「出るまでスタートスパート行くぞ」とか、

半ば無理やりで乱暴なくらいでよかったかもしれない。

 

自分は自分以外の何者にもなれない

自分はレース中(練習のハイレート含む)、落ち着いてなんていられない。

興奮して、クルーの中で一番内容を覚えていないなんてこともある。

だから努めて落ち着きのあるコックス像みたいなものを追いかけている。

けど、それが上手くいっていないのかもしれない。

自分が落ち着いたトーンでコールしなければ、

漕手も落ち着いて切り替えができないだろうと思っているけれど、

「いつ行くの?行かれてるぞ?」と思っていた漕手もいただろう。

考えて喋っていたら、タイムラグも発生するし、もう少し自然体で、

というよりも、自然90%、自分の足りないものを努力で補う10%くらいで

いいのかもしれない。

 

 

 

全部自分の原因で負けたとも思わないが、

自分に考えられる原因は今のところこんな感じか。

チームにとって、復帰戦という意味で非常に重いレースだった。

「勝ちたい」が「勝たねばならない」になっていた人もいただろう。

もちろん優勝したかったけれど、この期間、みんながそれぞれ、

自分についてクルーについて、よく悩み向き合い、闘えた期間だったと思う。

これから全勝して、「あのとき変に上手くいって勝っちゃわないでよかったね」

と振り返ることができるようにやっていかなければならない。